Last Updated on 2024-04-03 by 秋津 眞未
大好きな人だったり、大切な人のために自分ができる限りのことをすることがあると思います。
そんな時に相手から
「ありがとう」
と言ってもらえるとは限りません。
でも、人間って、
「せっかく、◯◯してあげたのに」
と思って、感謝しない相手に苛立ちを覚えるものです。
そんな時、どうしたらいいのか?を解説します。
「やってあげる」ということはお節介だと知る
相手のためを思って「やってあげる」ということは、あると思います。
例えば、
・子どものために、おもちゃを「買ってあげた」
・同僚のために資料作りを「手伝ってあげた」
ということがありますよね。
これは、自分が良かれ、と思ってしたことです。
相手からお願いされて、やったことではないわけです。
なので、必ずしても相手の欲求を満たしているわけではありません。
だからこそ、相手から感謝されるわけではありません。
とはいえ、相手を思いやる気持ちは大切です。
そんなとき、どう思えばいいのでしょうか?
視点を自分の想いに置く
相手を思って行動することは、素敵なことです。
でも、その行動への見返りを考えてしまうと、おかしなことになってしまいます。
そんな時は、
自分が相手のためのこうしたかった
という想いに視点を置きます。
私もいろいろと相手を思って行動したのに、お礼もなくて「イラっ」としたことが何度もあります。
でも、それをどう思うかは、相手次第。
そうであるなら、自分がコントロールできることに視点を置きましょう。
自分が、相手のために行動したかった
↓
行動した自分 頑張ったね!
と自画自賛する。
それで、十分なんです。
気持ちは「チョコレートをどうぞ」くらいの重さで
これは、実際にあった話なのですが、友人から恋愛相談を受けていた時の話です。
その子は、相手のためにいろいろとやってあげたのに、お礼の一つもないことに悲しんでいました。
そんな話をしているとき、友人が
「眞未さん、チョコレートをどうぞ」
と言ったんです。
私はその時チョコレートを食べる気分じゃなくて、それを受け取らなかったんですよね。
それを友人は、特になんとも思わなかったんです。
そこで、2人で、
相手に何かしてあげたとき = チョコレートをどうぞ
と同じだと思えば、悲しくないし、失望しないね、という話をしていました。
相手のために何かした時は、「チョコレートをどうぞ」くらいの軽い気持ちで考えてみましょう。
そうしたら、受け取ってもらえなくても大丈夫です。
それでもイライラするときは
ノートとペンを用意して、イライラしていることを書き出してみてください。
何にイライラしたのか?
どうしてほしかったのか?
そんなことを書き出していると、自分の気持ちを整理できます。
とはいえ、頭で分かっても心はなかなか落ち着かないものです。
そんな時は、ちょっと違うことに没頭してみるといいですよ。
・化粧ポーチを整理する
・部屋の一部を掃除する
・机の引き出しを1段だけ整理する
そんなちょっとしたことで、意識が別に向き、気持ちが落ち着きます。
ぜひ、試してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。