役職が人を育てるの本当の意味

Last Updated on 2024-05-25 by 秋津 眞未

先日、久しぶりに会社員時代の上司と後輩たちと食事に行きました。

その時にどうしても上司に伝えたかったことがあったのです。

それが、上司から教えてもらった

役職が人を育てる

という言葉を今やっと理解できた、ということ。

会社員の時には、主任(他の会社で言うところの係長クラス)になり、その後、マネージャー昇格については、「推薦するけど、どうする?」と、いつも打診されつつ、拒否をしていました。

だから、上の立場になることを体験していなかったんですよね。

会社員時代は、「役職が人を育てる」の意味が分からなかったのです。

ですが、今、やまと式かずたま術のアドバンス講師となり、色々と考えることがあるのです。

ということで、なぜ役職が人を育てるのかを書いてみたいと思います。

『役職』が視点を変える

まずは、私が実際に感じたことを書いてみますね。

私自身、公認鑑定士やベーシック講師の時には、まずは自分が優先でした。

ですが、アドバンス講師になると自分の生徒さんのこと、そして、やまと式かずたま術全体のことをすごく考えるようになりました。

どうしたら、最終的に良い形になるのか?

そんなことを日々考えながら、やまと式かずたま術に接しています。

つまり、視点が上がるのです。

よく会社員の時にも言われていたのですが、常に一つ上の立場だったら、で物事をみるということを身につけておくといいんですよね。

そうすると、自分が一つ上の立場だったら、どうするのか?

そうすることで、自分だけのことではなく、会社や組織全体のことを見るように視点が変わります。

そんな話を上司だった方に話したところ、

「あなたなら、それを分かってくれると思っていたの。会社でも上の立場に行くべき人だったので、辞めると聞いたときはとても残念だったわ」

と言ってくださいました。

ということで、視点が変わる、ということは、人としての成長に繋がっていきます。

『役職』が役職に見合った働きを促す

これは、役職というか肩書がその人の名刺のようになります。

ということは、

「この人、この役職なのに、こんなことしかできないの?」

と言われないように、役職に見合った働き方になるのです。

つまりは、役職に見合う自分になろう、と自らが成長していくのです。

役職を与えられたからと言って、仕事ができるわけではない

役職を使って、人材育成をしている、と考えると、実は、役職を与えられた人が必ずしも仕事ができる人、というわけではない、ということになります。

「役職が人を育てる」という言葉を教えてくれた上司が言っていた言葉ですが、

「役職が付くのは運だ」ということです。

つまり、仕事ができるから役職を与えられる、という訳ではない、ということ。

だからこそ、それを実感して、周りに納得してもらえるように仕事に対する姿勢が変わるのではないかな?と思います。

自分を成長させるために

役職が人を育てる、ということを私視点で書いてきました。

そして、役職だけではなく、実は人を成長させるものは、肩書だったり、会社のネームバリューなんてこともあると思います。

だからこそ、自分を表すためのものに失礼にならないように成長することって、大切ですよね。

そして、私は会社員生活が長かったので、思うのですが、会社から離れても、会社で学んだことは、人生で役に立ちます。

そして、それを生かすも殺すも自分次第なのだな、と感じました。

どんな経験も必ず人生で役立ちます。

その経験をどう活かすのか?それは、自分を知ることで使い方が分かるものなんだろうな、と思います。

ぜひ、あなたも自分の経験をこれからの人生で活かしてくださいね。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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※やまと式かずたま術は倭眞名によって発案創出されたものであり、著作権及び登録商標は株式会社oopAsに帰属します。

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